UVソーラー®BD– UVカットタイプ(コーティング品) –

UVソーラーBDの特長

UVカットタイプで波長380nm以下の害虫に対して有効な紫外線をカットしたフィルムです。(散乱光率15%)
ミカンキイロアザミウマなどのスリップス類、コナジラミ類など物理的に害虫の活動を抑える作用により、減農薬や有機栽培などに利用できます。
紫外線カットをすることにより、灰色カビ病、菌核病の発生を抑えます。
塗布型BDタイプは、防滴効果が高く、軽度なこすれ傷等による防滴不良を自己修復する機能を備えています。

UVソーラーBDの使用方法

必ずフィルムに印刷された文字が外側から正しく読めるように張って下さい。(逆張厳禁)
フィルム押さえ用のバンドは不要です。使用する場合はPO系のフィルムを押さえとしてご使用下さい。
夏期高温時での展張作業の際は、フィルムが柔らかくなっているので、温度による伸縮を考慮し強く張りすぎないようご注意ください。(原則として夏期の展張は避けて下さい)
ハウス骨材の強度、サビの発生状態を充分調査して、補強・改修の後に展張して下さい。

UVソーラーBDの光線透過特性

地表面に到達してくる太陽光中の紫外光は波長290nm以上

スーパーソーラーBDの特長に加え、有効波長380nm以下の紫外線をカットし、害虫の侵入を防止します。有効波長380nmとは害虫が利用する波長帯の上限数値です。残りの波長は植物に有効利用される画期的なフィルムです。

製品規格

厚み(㎜)フィルム幅規格(㎝)荷姿
0.15135 / 150 / 185 / 200 / 230 / 270 / 300 / 330 / 360 / 430 / 460 / 500 / 540 / 570 / 600 / 630 / 670 / 700 / 720 / 740 / 760 / 800長さmカット加工折り
たたみ
※防曇剤(流滴剤)事前塗布型品
※規格表以上の幅広も中接加工にて対応致します。
※規格外の特殊品については別途ご相談ください。
UVBD(塗布品)に関するご注意

UVソーラーBDにはアントシアニン系の紫色を抑制する効果が有り、花や野菜に関しては、個別に専門家にご相談下さい。
UVソーラーBDはミツバチ交配利用ハウスには使用しないで下さい。
UVソーラーBDのハウスにマルハナバチを利用される場合、使用するハチや農薬の種類、必要な花粉量、ハウスの構造、栽培時の気象条件等によりハチの飛翔に違いが生じる事が有る為、詳しくはマルハナバチメーカーにご相談下さい。

BD(塗布品)に関するご注意

フィルムには表と裏があります。製品に印刷された文字がハウスの外側から正しく読めるようにお張りください。
フィルムの展張の際、シワ・タルミは禁物です。シワがよらないよう展張し、奥行き両サイド方向にフィルムを固定して下さい。
PO系のフィルムは、温度差による伸縮性があります。
 低温時の展張は、高温になるとフィルムが伸びバタつきます。その際は増締めを行って下さい。
硫黄はフィルムの劣化を促進させますので、硫黄燻蒸や硫黄系薬剤の使用は避けて下さい。
フィルム内側の防曇処理面を強くこすらないで下さい。展張時の引きずりには十分注意して下さい。
ハウスバンドを使用すると摩擦により破れることがあります。
使用時に同種フィルム以外と密着させて(重ねて)使用することは避けてください。(塩ビフィルム製品など)
保管時・展張時には、直射日光や水濡れにご注意下さい。熱融着の原因となります。
この製品は絞り機を使用されますと性能が低下することがあります。
フィルム展張後すぐにハウスを密閉し、流滴させることによりBD効果を最大限に活かせます。
使用後のフィルムの焼却を禁止されております。適切な処理に努めて戴くようお願いいたします。

農POフィルムに関するご注意

フィルムには表と裏があります。製品に印刷された文字がハウスの外側から正しく読めるようにお張りください。
 ※ペンギンライトは両面使用が可能です。

フィルムの展張の際、シワ・タルミは禁物です。シワがよらないよう展張し、奥行き両サイド方向にフィルムを固定して下さい。
PO系のフィルムは、温度差による伸縮性があります。
 低温時の展張は、高温になるとフィルムが伸びバタつきます。その際は増締めを行って下さい。

保管時・展張時には、直射日光や水濡れにご注意下さい。熱融着の原因となります。
防霧性能に関してはハウス内の環境条件(温度・湿度)や、外気温の急激な変化により霧やモヤが発生することがあります。
フィルム展張の際は、スプリング端部の取り扱いにはご注意下さい。
スプリングでフィルムに傷がつくと、そこから破れるおそれがあります。
スプリングでフィルムが強くこすられるとフィルムに穴があくことがあります。
塩ビフィルム用のハウスバンドを使用すると摩擦により破れることがあります。
使用時に農POフィルムと塩ビフィルムを密着させて(重ねて)使用することはフィルムの劣化を促進させますので、お止め下さい。
硫黄はフィルムの劣化を促進させますので硫黄燻蒸や硫黄系薬剤の使用は避けて下さい。
使用後のフィルムの焼却は禁止されております。適切な処理に努めて頂くようお願いいたします。