ソフトユーラックカンキ®– 散光タイプ(練込品) –

ソフトユーラックカンキの特長

太陽光線を散光化することにより、トンネル支柱の影も出来にくくトンネル内が明るくなります。
作物が均一に生育し、葉焼けやしおれの高温障害への抑制効果があります。
農ビより3~4割程度軽くて、ベタツキがなく、展張時の作業性に優れます。
また、換気作業が大幅に省力化出来ます。

ソフトユーラック4号

ソフトユーラックカンキの使用方法

作物の種類、時期に応じて、適切な開孔率のフィルムをお選び下さい。
選択の基準には下記「ユーラックカンキの温度条件」の最高気温の違いを参考にして下さい。
流滴性は、フィルムの表裏により差があります。フィルムに印刷された文字が外から正しく読めるように張って下さい。(逆張厳禁)
強い風によってフィルムが飛ばされないように両裾をしっかり土留めして下さい。

ユーラックカンキの温度条件

ソフトユーラックカンキ孔配置図

製品規格

品名略称フィルム幅
(㎝)
長さ
(m)
2号3号4号5号8号10号梱包単位
SUK50A185100----2本
210100----2本
※ご希望の孔数(号)につきましては別途ご相談ください。

ユーラックカンキ・ソフトユーラックカンキに関するご注意

ご使用の際、マルチガケもしくはベタガケを必ずして、床土の乾燥を防ぎ、発芽不良や生育遅延を防止してください。
高温期などに温度が上昇した時はすそカンキして下さい。

農POフィルムに関するご注意

フィルムには表と裏があります。製品に印刷された文字がハウスの外側から正しく読めるようにお張りください。
 ※ペンギンライトは両面使用が可能です。

フィルムの展張の際、シワ・タルミは禁物です。シワがよらないよう展張し、奥行き両サイド方向にフィルムを固定して下さい。
PO系のフィルムは、温度差による伸縮性があります。
 低温時の展張は、高温になるとフィルムが伸びバタつきます。その際は増締めを行って下さい。

保管時・展張時には、直射日光や水濡れにご注意下さい。熱融着の原因となります。
防霧性能に関してはハウス内の環境条件(温度・湿度)や、外気温の急激な変化により霧やモヤが発生することがあります。
フィルム展張の際は、スプリング端部の取り扱いにはご注意下さい。
スプリングでフィルムに傷がつくと、そこから破れるおそれがあります。
スプリングでフィルムが強くこすられるとフィルムに穴があくことがあります。
塩ビフィルム用のハウスバンドを使用すると摩擦により破れることがあります。
使用時に農POフィルムと塩ビフィルムを密着させて(重ねて)使用することはフィルムの劣化を促進させますので、お止め下さい。
硫黄はフィルムの劣化を促進させますので硫黄燻蒸や硫黄系薬剤の使用は避けて下さい。
使用後のフィルムの焼却は禁止されております。適切な処理に努めて頂くようお願いいたします。